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地上最強の美女バイオニック・ジェミー

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 千葉県柏市で通り魔事件があったそうですね。先日も名古屋駅前の人通りの多い歩道に車を突っ込んだ奴がいたし、何か不気味ですよね。早く犯人が捕まることを願うばかりです。
 
 さて、前回、女の子のためのスポ根ドラマのお話をいたしましたけど、それで思い出した強い女性が主人公のドラマがこれです。「地上最強の美女バイオニック・ジェミー」。私が高校生のときに放送されていたのですが(確か日曜日の夜10時半からのスタートなんですよね)、これの後番組となった「チャーリーズ・エンジェル」と共に大好きで毎週欠かさずに観ておりました。
 「バイオニック・ジェミー」に関しては、いちど当ブログの記事「ファラ・フォーセット」で言及したことがありますけど、改めて語らせていただきますね。
 
 まず最初に、リー・メジャース主演の「600万ドルの男」(旧タイトル「サイボーグ危機一髪」)というテレビドラマがありました。
 これはテスト飛行中の事故で右目、右腕、両足を失った宇宙飛行士が、NASAの人体改造手術により失われた体の部分を人工にものに代え、そのパワーアップした肉体(なにしろ鋼鉄の捧を曲げ、時速100キロでつっ走るんですもの。すごいでしょう?)で悪を退治するお話でした。
 
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 この「600万ドルの男」の1エピソードとして登場したのが、ジェミーだったのです。すなわち、主人公の恋人だったジェミーが、スカイダイビング中の事故で右耳(男が目だったら、女は耳なわけね)、右腕、両足を失うものの、同じNASAの手術を受けてサイボーグになるというものでした。
 
 残念ながら「600万ドルの男」の中では、手術が体に合わずジェミーは死んでしまうのですけれど、「ジェミーちゃんを出せ、出さんかい、コラ!」という視聴者からのリクエストが殺到したものですから、ジェミーが死んだというお話は(大人の事情で)いったん無かったことにして、独立の番組にしたのが「地上最強の美女バイオニック・ジェミー」なのです。
 その結果、ジェミーちゃん人気の陰で、本家「600万ドルの男」の方は忘れ去られちゃいましたけどね・・・トホホ・・・こっちも好きだったんだけどなぁ・・・
 
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 このドラマはオープニングがカッコいいんですわ。コンピューター調の女性の声がこうナレーションします。
 
 以下は極秘情報 最高機密 バイオニック組織移植手術カルテ
 ジェミー・ソマーズ 女 27歳 元プロテニスプレーヤー 職業:教員
 瀕死の重傷 スカイダイビング中の事故
 負傷箇所:両足 右腕 右耳
 手術内容:バイオニック組織移植
 責任者:オスカー・ゴールドマン
 費用:極秘
(あら、600万ドルじゃなかったの? NASAの予算をちょろまかしたのかしらね?)
 
 こうして無敵の肉体を手に入れたジェミーが、世界じゅうの悪い奴らをやっつけるというわけです。ジェミーちゃんにかかれば自動車だってこうなっちゃうんですよ(笑)。
 
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 ジェミーを演じたのは、リンゼイ・ワグナー。ジェミー以前には「ふたり」(1972)や「ペーパー・チェイス」(1973)という青春映画のヒロインでした。美しく、さわやかで、温かみがあって、思慮深い感じのする女優さんです。
 しかし、本作の放送開始後は、ジェミー一辺倒になってしまいましたね。あまりにも当り役すぎて、何を演じてもジェミーに見えてしまいますものね。「刑事コロンボ」のピーター・フォークと同じですね。
 
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 ジェミーの日本語吹き替えを担当したのは、女優の田島令子さん。田島さんはこれ以降、声優としても活躍するようになります。
 またこのドラマの日本版エンディングテーマ「ジェミーの愛」(作詞・木原たけし、作曲・渡辺岳夫)を田島さんが歌っています。よかったらユーチューブで聴いてみてください。田島さんの素人っぽい歌声に癒されますから。
 
   わたしの体を駆け抜ける
   バイオニックの嵐が
   わたしを蘇らせる
 
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 「地上最強の美女バイオニック・ジェミー」について語ったついでに、これの後番組だった「地上最強の美女たち! チャーリーズ・エンジェル」についても語らせていただきますね。ファラ・フォーセットの記事とダブる部分はご勘弁ですけど(汗)。
 
 キャメロン・ディアス主演で映画化もされた「チャリエン」ですけど、元々はこの3人で始まったのです。
 
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 すなわち、真ん中がリーダーのサブリナを演じたケイト・ジャクソン(彼女は女性の人気が高かった)。向かって右がしっとり美人のケリーを演じたジャクリーン・スミス。そして、最後の向かって左が、この番組によって1970年代のセックスシンボルに躍り出たファラ・フォーセットです(当時は「600万ドルの男」のリー・メジャースと結婚していたためファラ・フォーセット・メジャースという名前でした)。
 
 ファラ・フォーセットのことは、今の若い方の中にはもはや知っている人が少ないらしく、以前彼女の記事を書いた際も反応が芳しくなかったのですけど、オールドファンのワタクシとしてはファラの魅力をひとりでも多くの人に知ってもらいたいので、彼女の写真を2枚載せますね。
 
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 ファラの豊かなブロンドの髪と口をニッと横に広げた笑顔が大好きでした。
 
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 この乳首ポッツンに私たち当時の男は悩殺されたのですよ・・・ハァ、ハァ・・・
 
 また、ファラの日本語吹き替えを担当したのは、女優の中村晃子さん。中村さんの色っぽい声がファラにピッタリはまっておりました。
 
 吹き替えといえば、ボスのチャーリーの声を担当した中村正さんも素晴らしかった。「奥さまは魔女」のナレーションで有名な中村さんのアドリブたっぷりの吹き替えは、「もうたまらんて、きみぃ」という感じでした。
 
 ボスレーの声を担当した富田耕生さんもハマリ役でしたね。
 
 チャーリー探偵事務所の可愛い3人の女性探偵が活躍する「チャリエン」は大人気となりましたが、天狗になったファラは「テレビの仕事はもうお断りよ」とばかりにシーズン1で降板。代わりにシーズン2からはシェリル・ラッドが登場します。
 しかし、このシェリルちゃんがまたまた大人気となり、日本のCMにも出演しました。可愛かったなぁ、シェリル・ラッド。
 
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 「地上最強の美女バイオニック・ジェミー」と「地上最強の美女たち! チャーリーズ・エンジェル」、どちらもDVD化されていますので、機会がありましたらぜひご覧になってみてくださいね。とっても楽しいドラマですよ。

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