無謀にも私の大好きな文学、映画、テレビ、音楽、マンガ等をすべてご紹介することを企てたこのブログですが、いよいよご紹介する題材が底をついてまいりました(汗)。
今回を含め、あと3回で終了予定です。
で、今回は私の好きな映画でまだ取り上げていなかった作品をサクッと軽めにご紹介したいと思います。在庫一掃処分セールみたいな感じになりますけど、気になった作品がございましたらどこかで探してご覧になってみてくださいね。
こんな扱いですけど、それでも名作ばかりですから。あはは。
まずは洋画で、古い順から・・・
《世界初の映画監督》ジョルジュ・メリエス監督の「月世界旅行」(1902)。
お月さまの顔が何とも言えず味があるんですよね。
ユーチューブ等でご覧になってみてください。素朴で楽しい映画ですよ。
1981年(すなわち私が大学生の時)に「ゴッドファーザー」(1972)のフランシス・フォード・コッポラ監督プロデュースにより世界じゅうで大々的にリバイバル公開されたアベル・ガンス監督の「ナポレオン」(1927)。
オリジナル上映時間は何と12時間ですって。あのベルイマン監督にだって、さすがにそこまでの長い作品はありませんわな。昔の人は大胆だったのね。
楽聖シューベルトの名曲から連想して作られた、貧乏作曲家シューベルトと金持ち娘との恋物語「未完成交響楽」(1933)は、美しい名作でした。
特に庶民に化けた金持ち娘が大衆酒場で踊るシーンが良かったなぁ。
美しい映画といえば、ジュリアン・デュヴィヴィエ監督の「舞踏会の手帖」(1937)も外せませんね。
未亡人となった女がむかし自分にプロポーズした男たちに会いに出かける。ところが、男たちはみな悲惨な人生を生きていて・・・というお話です。
何だか身につまされますね(苦笑)。
お父さんが戦場へ行っている間、家を守るお母さんと若い4姉妹を描いた「若草物語」(1949)。
1933年公開のキャサリン・ヘップバーン主演版も良いですけど、私がだんぜん好きなのは、こちらのジューン・アリソン主演版。カラーですし、共演が何とエリザベス・テイラーとジャネット・リーですからね。
こういう映画はホント良いですよねぇ。しみじみと良いです。
姉妹の物語で思い出したのですけど、ジェーン・オースティンの小説「高慢と偏見」を、私は愛しております。こちらもぜひご一読を。
タイタニック号の沈没事故と聞けば大抵の人がジェームス・キャメロン監督の映画「タイタニック」(1997)を連想すると思いますけど、私なんぞが子供のころテレビで観て影響を受けたのは「SOS タイタニック号 忘れえぬ夜」(1958)です。
白黒画面がまるでドキュメンタリー映画のようで、私は両親と共にテレビの画面に釘付けになっておりました。あはは。
ドキュメンタリー映画のようだと言えば、航空機墜落事故から奇跡的に生き残った少女が、墜落現場であるアマゾンのジャングルの中を彷徨い、現地人に救出された実話を基にした「奇跡の詩」(1974)というサバイバル映画が懐かしいです。
中学生の時に観たのですけど、
「ジャングルでは小さな水の流れを追ってゆけ。そうすればやがて川に辿り着く。川の近くには人が住んでいるから助けてもらえる」
というウンチクや傷口に蛆をわかせるチェチェ蠅が印象深いです。
サバイバルといえば・・・第三次世界大戦により壊滅した地球。僅かに生き残った人類は、こうなった原因を探らせるため、ひとりの男を過去へタイムスリップさせる・・・というフランスのSF映画が「ラ・ジュテ」(1962)です。
この作品は上映時間29分の短編で、しかもスライド写真の連続とモノローグによって成り立っている変てこりんな映画です。しかし、その映像はとても1962年の作品とは思えぬほどスタイリッシュで、垢抜けていて、素敵です。
ぜひ一度ご覧になってみてください、感性を磨くために。
ちなみにこの作品はブルース・ウィルス主演の映画「12モンキーズ」(1995)の元ネタとなっております。
戦争映画では「パットン大戦車軍団」(1970)が好きです。パットン将軍を演じたジョージ・C・スコットがカッコ良くて。
また、先ほど話に出たフランシス・フォード・コッポラによる脚本が素晴らしくて(コッポラは本作の脚本が認められて「ゴッドファーザー」の監督に大抜擢された)。
「パットン大戦車軍団」は真面目に戦争を描いておりましたけど、ベトナム戦争泥沼化の影響か、この時期になると戦争を茶化す作品が数多く登場してまいります。
その代表作が「M★A★S★H マッシュ」(1970)です。
大人気テレビシリーズ「24 TWENTY FOUR」でジャック・バウアー捜査官を演じたキーファー・サザーランドのお父さんで、当ブログの記事「ラストエンペラー」でご紹介したベルトルッチ監督の「1900年」(1976)に出演したドナルド・サザーランドが、朝鮮戦争をさんざん笑いものにします。
楽しい映画ですよ。ぜひどうぞ。
「ミツバチのささやき」(1973)のアナちゃんが、とっても可愛かったです♪
ナイト・シャマラン監督の「シックス・センス」(1999)も面白い映画でしたよね。
その後にシャマラン監督が作った「ヴィレッジ」(2004)や「ハプニング」(2008)は最低でしたけど・・・とんだ一発屋でしたね、こいつは・・・あはは(汗)・・・
続いて邦画です。
上原謙さんが乗り合いバスの運転手を演じた清水宏監督の「有りがたうさん」(1936)が好きです。桑野通子さんがきれいでした。
清水宏監督の作品もまた名作揃いですよ。戦争孤児たちの生活を描いた「蜂の巣の子供たち」(1948)も忘れられません。機会がありましたら、清水作品をぜひご覧になってみてください。
アニメ「ルパン三世」ファーストシーズンで名作の呼び声高いのが第2話「魔術師と呼ばれた男」。
その脚本を書いた大和屋竺さんが監督した映画が「荒野のダッチワイフ」(1967)です。タイトルがユニークですので期待して観てみました。
しかし、その感想はイマイチ・・・
ハードボイルド映画ですけど、映画「ツィゴイネルワイゼン」(1980)の記事で一度ご紹介した鈴木清順監督の「殺しの烙印」(1967)には、とうてい及びませんな。
それでも根強いファンが多い映画ですけどね・・・
根強いファンが多いといえば、松田優作の親友だった金子正次さんが脚本・主演した映画「竜二」(1983)にも根強いファンが多いですよね。長渕剛さんも相当影響を受けたのでしょう、いわゆる長渕キックなんか金子さんの演技そのままですものね。
金子さんは若くして癌でお亡くなりになりましたけど、奇しくもその6年後の同じ日に優作も癌で亡くなったのでした。
ハードボイルドといえば、NHKが大沢在昌さんの小説「新宿鮫」シリーズを、舘ひろしさん主演で1990年代後半にテレビドラマ化しました。
その中の1作「毒猿」が、私は大好きです。
外国から来た謎の殺し屋・毒猿とそれを追う舘さん演じる刑事・鮫島。クオリティの高いテレビドラマでした。
テレビドラマといえば、現千葉県知事・森田健作さん主演の「俺は男だ!」が大好きで、小学生の時よく観ておりました。
ヒロインは「吉川くん」こと早瀬久美さんでしたね。
このドラマと「飛び出せ! 青春」に出演し、その後とんねるずの「みなさんのおかげです」でも活躍なさった、現在のベッキーちゃんのようなファニーフェイスが魅力の田坂都さんが、いつの間にかお亡くなりになっていたそうです。先日、ネットで知り、驚きました。
まだお亡くなりになるような年齢ではありませんでしたので誠に残念です。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
話を日本映画に戻しまして・・・
私はサイレント映画時代に作った「大人の見る絵本 生まれてはみたけれど」(1932)の方が好きです。才気煥発で、主演の突貫小僧が可愛くて。
小津作品では飯田蝶子さん主演の「長屋紳士録」(1947)も好きです。飯田蝶子さんがまたいい味だしているんですわ、これが。
また、小津作品でヒロインを数多く演じた原節子さんが、素晴らしかった。
原節子さんにつきましては当ブログの記事「わが愛しの邦画大女優その4」でも少し語りましたけど、「東京物語」の時の節子さんは聖母のような神々しいオーラを放っていらっしゃいましたね。
・・・原節子さんのお名前が出たところで、ここからは私の好きな最近の女性タレントさんの中から、まだ当ブログには一度も登場していなかった方をご紹介したいと思います。
吹石一恵さんが好きです。真面目な優等生というイメージなところが。
篠原涼子さんはママになっても魅力が変わりませんね。彼女は群馬県桐生市のご出身なんですよね。私もたまに仕事で桐生へ行きます。はっきり言って田舎です。ま、高崎も似たようなものですけど(苦笑)。
群馬県ご出身(伊勢崎市か?)の方では、松本典子さんが可愛かったですね。よく志村けんさんのバカ殿シリーズにご出演なさっておりました。
篠原涼子さんと似たタイプのように思えるのですけど、満島ひかりさんを私は気に入っております。女優としての才能がすごいですよね。若手ではナンバーワンではないでしょうか?
もはや熟女系のタレントに分類されるのでしょうか? 井川遥さんが好きです。フェロモンを感じますね、彼女からは。
熟女系の女優さんでは、最近よくお見かけするようになった吉田羊さんも素敵です。原田知世さんタイプでしょうか? 知的な感じが良いですよね。
サイボーグみたいな熟女ですけど、叶美香さんが私は昔からタイプなんですよね。あの巨乳がたまりませんです。ムフフ。
杉本彩さんもいい乳なさっておりますよね。料理上手なところが魅力的でした。
巨乳と言えば、我が愛しの河合奈保子ちゃんのお写真を、最後に貼り付けたくなりました。
叶美香さんの乳は天然ものかどうか怪しいですけど、奈保子ちゃんの巨乳は間違いなく天然! 天使のようなベビーフェイスに悪魔のようなムチムチボディという、このアンバランスが彼女最大の魅力でした。
河合奈保子ちゃん・・・
奈保子ちゃんこそが1980年代最高のアイドル・・・
私はキャンディーズと奈保子ちゃん命ですう・・・
大好きですう、河合奈保子ちゃああああん!