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セクシーな映画その1

 去年の今ごろ群馬は大雪だったのに今年は雪がなく、せっかく準備して買っておいた雪かき道具も今のところ出番ナシ。でも、風は冷たいです。ブルブル。

 さて、このところ仕事疲れでダウンしておりますので、今回も軽めにいかせて頂きます。

 当ブログでは高尚な文学作品や難解な芸術映画を取り上げることがありますので、お堅い真面目なブログだと誤解なさっている方がたまにいらっしゃるのですけど、実際はスケベな話題の多い、いい加減でナンパなブログだという事は、毎回読んでくださっている方はよくご存知かと思います。
 映画に関しましても、たびたびエッチな作品をピックアップしてまいりましたが、私のお気に入りであるそのテの映画はまだまだ他にもありますので、これから2回に分けてそれらをどどっとご紹介いたしますね。

 トップバッターは、ペネロペ・クルスの映画デビュー作「ハモンハモン」(1992)です。

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 今や大女優となったペネロペ・クルス。鼻の下が妙に短いのが特徴的な人ですよね。
 最近でこそゴージャスでセクシーな色気を振りまいておりますけど、

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 デビューしたての本作の頃は、素朴で初々しい田舎の美少女という感じでした。
 ただ小柄なボディに不釣り合いな巨乳は、当時からお見事でしたけど。

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 ストーリーはよく憶えておりません。私の記憶にあるのは、ペネロペのおっぱいだけです。ペネロペの美乳が恋人役の男に吸われまくります。何とも羨ましい限りです。
 とは言うものの、なかなか良い映画だったという印象があります。また観たいと思う作品です。

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 本作を監督したビガス・ルナは女性の妖艶な魅力を引き出すのがたいへん上手な監督でして、当ブログの記事「気になる女性たち2(外人さん篇)」で一度ご紹介したマチルダ・メイ主演で「おっぱいとお月さま」(1994)という、これまた私のお気に入りの映画を撮っております。

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 ただし、「スペース・バンパイア」(1985)の時のマチルダは、感動的なまでに見事な美巨乳を持った紛う方なき美少女だったのに、

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 それが、「青い麦」で有名なフランスの女流作家コレットを演じた「コレット 水瓶座の女」(1991)ではいささか皺っぽくなり、

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 本作では完全に顔がおばさん化していたところが残念でした。

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 しかしながら、見事な美巨乳は健在です。
 本作はマチルダのおっぱいを観るための映画です。こんなすごいおっぱい、そうそうお目にかかれるものじゃありませんよ。巨乳好きには大おススメです(苦笑)。

 エマニュエル・べアールといえば、トム・クルーズ主演の「ミッション・インポッシブル」(1996)に出演して以後、世界的に有名となったフランスの女優さんですけど、

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 彼女の初期の出演作「天使とデート」(1987)が、私は大好きです。

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 だって、天使役のエマニュエルが可愛すぎるんですもの。共演のフィービー・ケイツが気の毒なほどエマニュエルは可憐でした。

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 そんなエマニュエルですが、ジャック・リヴェット監督の「美しき諍い女」(1991)では、大胆なヌードを披露してくれています。
 これもエマニュエルの裸を観るためだけの映画ですね。ヌーベルヴァーグを支えた一人であるリヴェット監督には悪いですけど。

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 こんなふうに映画が人を惹きつける理由の一つにエロがある事は否定できませんよね。
 私も中学生のころ女性の裸が見たくて見たくて、それが映画好きになった大きな要因だと思っております。だって、映画にはちょくちょくヌードシーンが出てきますからね。
 悶々としていた中学生の私が、エッチなシーン目当てで当時住んでいた北海道北見市の映画館へ観に行った映画が「アマゾネス」(1973)です。

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 だって、ポスターには女性のヌードがドカーンと出ているし、これはエッチな映画だと期待するのが普通じゃないですか。それが人情というものですよね。どうですか、お客さん?
 ところが、「007 ロシアより愛をこめて」(1963)や「レッド・サン」(1971)の巨匠テレンス・ヤングが監督した本作は、クソつまらなくエッチでも無い駄作でした(涙)。
 確かに女性のヌードは出てきますよ。でも、それがさっぱりそそらないんですわ、残念ながら。トホホ・・・

 また、そのころ「タヒチの恥部を暴く/猟奇と残酷の島」(1970)という、いかにもスケベそうな映画の予告編を劇場で観た記憶があるのですけど、これは一体どういう映画だったのでしょうね? 
 タヒチの人から怒られなかったのでしょうか? 
 その後ソフト化もされていないようですけど、ちょいと観てみたいなぁ、この映画。昔のテレビ番組「11PM」を観るようなノリで・・・むふふ・・・

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 ポーリーヌ・レアージュ(正体はドミニク・オーリーという女流作家だそうです)原作の官能小説「O嬢の物語」が、1975年に映画化されました。

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 これもワクワクして観に行ったわりにはたいして面白くない作品だったのですけど、主演のコリンヌ・クレリーが美しくて大好きです。

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 その美貌ゆえにコリンヌは「007 ムーンレイカー」(1979)でボンドガールの一人に抜擢されました。

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 また、コリンヌがヒッチハイカーにレイプされる「ヒッチハイク」(1977)という映画もありましたな。ちっとも面白くありませんでしたけど。

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 これまで何度か申しましたように私が思春期を過ごした1970年代は映画が熱い時代でして、「ゴッドファーザー」(1972)でマフィア映画ブーム、「燃えよドラゴン」(1973)でカンフー映画ブーム、「エクソシスト」(1973)でオカルト映画ブーム、「タワーリング・インフェルノ」(1974)でパニック映画ブーム、「スター・ウォーズ」(1978)でSFX映画ブーム等、様々なブームが起こりました。
 そして、そんな革新の波は、ポルノ映画界にも押し寄せました。
 革命的ポルノ映画「ディープ・スロート」(1972)の登場です。

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 不感症に悩む若い女性リンダ。彼女が病院で調べてもらうと、性器にクリトリスが付いていない。では、クリトリスはどこへ行った? と調べたところ、何とビックリ喉の奥に発見。
 かくしてリンダは、本作出演を機に世界ナンバー1ポルノ男優となった医者役のハリー・リームの巨チン(32センチ!)を、まるで佐賀のすすり餅のように喉の奥深くまで飲み込み、またそんなディープ・スロートの特技で性の悩みを抱える様々な人を救うという、何ともまぁおめでたいお話です。
 でも、喉の奥で感じるのなら、ご飯を食べるたびにエクスタシー状態になるんじゃないの? なんて野暮な事は言いっこなしなんでしょうね、この場合。

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 主演のリンダ・ラブレースは、決して美人ではないし、特に肉感的なボディの持ち主でもないのに、本作でたちまち《時の人》になりました。

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 リンダは、ポルノ映画への出演は夫の暴力による強制でなされたもので、夫の命令で日常的に売春をさせられており、ディープ・スロートの技も犯されるのを避ける為に仕方なく編み出した、など衝撃的な告白をした「ディープ・スロートの日々」という自伝本を発表しております。
 この本は私も所有しています。まったくひどい夫です。

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 このようなリンダの半生を描いた「ラブレース」なる映画が、2013年に公開されました。

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 「ディープ・スロート」は一種の社会問題となり、当ブログの記事「大好きな外国映画その2」でご紹介した「大統領の陰謀」(1976)に登場する新聞記者に情報を流すFBI副長官も、自らを《ディープ・スロート》と名乗っていた程でした。

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 この「ディープ・スロート」が日本で公開された時、私は中学生でしたのでもちろん観ておりませんし、仮に観たとしてもカットとぼかしだらけでちっとも面白くなかったことでしょうけど、ネット社会の最近になってようやく私も本作を鑑賞することが出来ました、ノーカットで、しかも無料で。
 で、いま観ると、どうして本作がセンセーショナルな話題を呼んだのか、私にはさっぱり理解できません。当時はこの程度のレベルでも衝撃的にエロティックだったのでしょうね。今ならそこらへんのAVでも、もっとエッチです。
 ただし、現在のレベルではいやらしくないのですけど、そのぶん観ていてけっこう面白いです。男性が発射する瞬間、花火やロケットの映像がインサートされたりして、ノリはもうギャグ映画ですね。明るく能天気な雰囲気が全編に漂っており、陽気で楽しいお色気映画という感じです。

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 「ディープ・スロート」に続き「グリーン・ドア」(1972)というポルノ映画が話題となりました。

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 こちらはアイボリー石鹸のCMに出ていた美人モデル、マリリン・チェンバースがポルノ映画に出演し、当時は珍しかった黒人とのセックスシーンがあるという事がセンセーショナルだったんですかね?
 ここらへんの事情は、エミリオ・エステべスとチャーリー・シーンが出演した「キング・オブ・ポルノ」(2000)という映画が詳しく描いております。

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 私は本作を観ておりません(ネットでフリー動画が見つからなかった)けど、黒人とのファックなんか今では普通ですし、主演のマリリン・チェンバースも特に美人とは思えませんので(男顔だし)、やはり現在のポルノ映画のレベルからすれば、お子さま映画みたいなものなのでしょうね。

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 ただ、ホラー映画の帝王、デヴィッド・クローネンバーグ監督がなぜかマリリンを気に入り、彼女主演で「ラビッド」(1977)というおっかない作品を撮っております。

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 ・・・と、まぁ、1970年代の作品を中心にしてセクシーな映画をご紹介してまいりましたけど、最後はやはりこれでしょう。
 過去に一度ご紹介したことことがあるラウラ・アントネッリ主演の「青い体験」(1973)です。

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 私もゴダール監督の「気狂いピエロ」(1965)が好きだとか、フェリーニ監督の映画が好きだとか、今までさんざん偉そうな事をほざいてまいりましたが、本心ではこの「青い体験」がいちばん好きなのかもしれませんね。なにしろこの映画のテーマ曲を聴くだけでムラムラしてくるくらいですから・・・あはは(汗)・・・

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 ラウラ・アントネッリ・・・あなたの魅力に100%悩殺されたのです、ワタクシは。

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 ラウラは実生活ではジャン・ポール・ベルモンドと夫婦同然の仲でした。羨ましすぎるぜ、ベルモンド。

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 池田昌子さんがラウラの声を吹き替えた日本語版が最高でした。

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 この会食のシーンが最高に興奮しました。

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 も、もうたまりません・・・ハァ、ハァ・・・

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 大好きです、ラウラ・アントネッリ!

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