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大好きな外国映画その2

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 安倍総理の《野党に対する嫌がらせ選挙》は、大方の予想通り、与党圧勝、共産党躍進という結果に終わりましたね。もっとも与党圧勝と言っても、もともと圧勝していたわけですから、結果的には従前通りなのですけどね。
 
 ネット情報によれば、民主党幹部の選挙区で重点的に応援演説をし、憎っくき民主党の殲滅を図った安倍総理ですけど、野田元総理の千葉4区にだけには力を入れなかったそうです。やはり政権を返してくれた野田さんには恩義を感じているのでしょうかね、安倍総理は。
 
 元みんなの党代表の渡辺喜美さんが落選いたしましたけど、「みんなの党はアジェンダの党です!」と連呼していた頃から危うい空気を感じていたのは私だけでしょうか?
 
 STAP細胞再現実験は失敗し、小保方さんは理研を退職。しょうがありませんわな、再現できなかったのですから。
 今回の騒動・・・みんな小保方さんに騙されたの?・・・それとも、小保方さんは笹井さんの単なる操り人形であり、仕掛人は笹井さんだったの?・・・そこが私は知りたいです。
 
 さて、今回は「大好きな外国映画その1」に続いて「その2」をお送りいたします。
 前回の記事を読み返してみてつくづく思うのですけど、私は1970年代の映画、特に中学時代に劇場へ観に行った1970年代前半の映画が好きなんですね。
 「さよならミス・ワイコフ」(1979)の記事の中でも、「未来惑星ザルドス」(1974)、「ウェストワールド」(1973)、「狼の挽歌」(1970)、「スコルピオ」(1973)、「花のようなエレ」(1973)をご紹介いたしましたし、他にも当ブログは「燃えよドラゴン」(1973)、「タワーリング・インフェルノ」(1974)、「ジャガーノート」(1974)、「スティング」(1973)・・・と私が中学生の時に観た映画のオンパレードです。
 でも、しょうがないですよね。映画の好みなんて所詮はそういう事に影響されるものですからね。
 
 
 ということで、今回の1発目も、私が中学生の時に公開されたチャールズ・ブロンソン主演の「メカニック」(1972)です。
 
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 正確無比な仕事をする事からメカニック(技師)と呼ばれる超1流の殺し屋(演じるのは、もちろんブロンソン)が、殺し屋見習いの若いあんちゃんとコンビを組むお話です。
 
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 殺し屋見習いのあんちゃんを演じるのは、「ビッグ・ウェンズデー」(1978)のジャン・マイケル・ビンセントです。
 「ビッグ・ウェンズデー」も良い映画でした。私は好きです。
 
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 正直申しまして、たいして面白い作品ではなかったのですけど、2011年にリメイクされているところをみますと、好きな人がいらっしゃるのでしょうね。
 ブロンソンがショットガン(散弾銃)をぶっ放しているシーンが印象深いです。
 
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 しかしながら、ショットガンといえば、何と言ってもこちら、スティーブ・マックイーン主演の「ゲッタウェイ」(1972)です。本作も1994年にリメイクされました。
 
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 マックイーンがレミントン社製のショットガン(ポンプアクション式)で、シンジケートのワルどもをぶち殺します。
 この作品のショットガンがとにかく印象的でして、この影響を受け「西部警察」で渡哲也さんが、やはり同じタイプのショットガンを使用することになります。
 
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 マックイーンの相手役は、当ブログの記事「魅惑の映画音楽その1」でご紹介した「ある愛の詩」(1970)のアリ・マッグローでした。二人はこの作品の共演がきっかけで結婚します。
 
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 「ゲッタウェイ」の監督であるサム・ペキンパーの代表作「わらの犬」(1971)に出演したスーザン・ジョージ主演の問題作が「マンディンゴ」(1975)です。
 
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 「マンディンゴ」につきましては、すでに当ブログの記事「ダーティ・メリー、クレイジー・ラリー」と「狐狸庵VSマンボウ」で言及しておりますけど、改めてもう一度ご紹介させていただきますね。
 奴隷の黒人娘とばかりエッチして、ちっとも自分をかまってくれない夫に欲求不満を募らせた若妻スーザンは、男性の奴隷を誘惑します。
 ちなみに、スーザンの相手となる黒人奴隷を演じたケン・ノートンは、元プロボクシングの世界チャンピオンだそうです。
 
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 夫は、黒人の赤ん坊を出産したスーザンを毒殺し、相手の黒人奴隷を釜茹での刑に処します。
 
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 危なっかしいエロさを発揮した《雌犬》スーザン・ジョージは、1970年代を代表する女優さんでした。日本で言えば桃井かおりさんや秋吉久美子さんタイプですね
 
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 1970年代を代表する女優さんと言えば、この人もそうです。マーゴット・キダー。
 クリストファー・リーヴ主演の「スーパーマン」(1978)でヒロインのロイス・レインを演じた人です。
 
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 彼女が主演した「悪魔のシスター」(1973)が、私が中学生の時、「エクソシスト」(1973)の大ヒットによるオカルト映画ブームに乗じて公開されました。シャム双生児のホラーです。ホラー顔(?)のマーゴットにピッタリの役柄でしたw
 
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 雑誌「映画秘宝」の記事によると、マーゴットは「ハッパ決めて素っ裸で浜辺を歩いているヒップな姐御で、ニコラス・ビーチのマドンナだった」そうです。
 そんなヒッピーのミューズだったマーゴットはその後、精神病になり、さらにはホームレスになります。彼女はこう言ったそうです。
「私は70年代の女。80年代には生きられなかった」
 とは言うものの、マーゴットは現在もテレビや映画で細々と活躍していらっしゃいます。
 
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 「マンディンゴ」も「悪魔のシスター」も、ある意味、社会問題を扱った作品ですが、やはり社会問題、それもニクソン大統領を辞任に追い込んだウォーターゲート事件を描いた「大統領の陰謀」(1976)が好きでした。
 
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 「スティング」のロバート・レッドフォードと「真夜中のカーボーイ」(1969)のダスティン・ホフマンという、当代きっての二枚目と当代きっての演技派による本作は、とても見ごたえのあるドラマに仕上がっております。
 
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 ワシントン・ポスト紙の編集主幹を演じたジェイソン・ロバーズ(上の写真の真ん中にいるおじさん)も貫録たっぷりで素敵でした。
 ちなみに、レッドフォード演じる新聞記者に情報を漏らした《ディープ・スロート》は誰か?・・・長年、謎となっておりましたけど、2005年に元FBI副長官が自分がディープ・スロートだったと名乗り出ました。
 
 
 社会問題を扱った作品としては、ちょっと古いのですけど、ポーランドのアンジェイ・ワイダ監督による「灰とダイヤモンド」(1958)という、体制転覆の為にテロを行う主人公を描いた映画がありました。
 
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 作家の村上龍さんが好きな映画に挙げていたので観てみたのですが、それほど面白くはなかったような・・・
 しかし、主人公がゴミ山の上で死んでいくラストシーンは、たいへん素敵でした。
 
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 これまで何度かお話いたしましたように1970年代の映画界では、アーネスト・ボーグナインの追悼記事でご紹介した「ポセイドン・アドベンチャー」(1972)の大ヒットによりパニック映画ブームが起こり、「タワーリング・インフェルノ」や「ジャガーノート」、「イージー・ライダー」(1969)の記事でご紹介した「エアポート75」(1974)などが大ヒットいたしました。
 そんなパニック映画の中で、まだご紹介していなかった作品が、「サブウェイ・パニック」(1974)です。
 
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 ニューヨークの地下鉄を乗っ取った犯人グループが、ニューヨーク市に身代金を要求する本作は、たいへんスリリングで面白く、「踊る大捜査線」シリーズのスピンオフ作品「交渉人 真下正義」(2005)は、おそらく私と同じように中学生のころ本作を観て感激した奴が作ったんだろうと推察しております。
 
 犯人を追いつめる鉄道公安官を演じるのは、ウォルター・マッソー。当ブログでご紹介した作品の中では「未知への飛行」(1964)に出演しておりました。
 
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 また、彼はこの時期、「がんばれ!ベアーズ」(1976)のコーチ役でも人気を博しました。
 ユーモラスでいながら渋くてドスが効いて・・・たいへん素晴らしい俳優さんです・・・日本で言えば藤田まことさんタイプの俳優さんでした。
 
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 そして、犯人グループのボスを演じるのが、「007 ロシアより愛をこめて」(1963)や「スティング」、「ジョーズ」(1975)・・・と私のブログではすっかりお馴染みのロバート・ショウです。この時期、大活躍でした。
 
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 まだご紹介していないショウの出演作では、スーパーボールが行われているスタジアムへのテロを描いた「ブラック・サンデー」(1977)という作品が印象深いです。
 この作品には「ひとりぼっちの青春」(1969)やヒッチコック監督の「ファミリー・プロット」(1976)等で活躍した顔の長いブルース・ダーンも出ておりました。この人も懐かし。
 
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 ショウの出演作では他に、1970年代最高の美人女優にして私が最も愛する女優であるジャクリーン・ビセットのポッツン乳首しか見所がない「ザ・ディープ」(1977)という作品もありました。
 
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 とは言うものの「ジャクリーン・ビセットの美しいお姿とポッツン乳首が見れて、あと何が文句あるの?」と開き直られれば、ジャッキー(ジャクリーン・ビセットの愛称)の大ファンである私なんぞはそれまでなんですけど・・・
 
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 人気と美しさがピークにあった1973年に、我らがジャッキーがフランスへ渡り、前回ご紹介した「ボルサリーノ」(1970)のジャン・ポール・ベルモンドと共演した作品が「おかしなおかしな大冒険」です。
 フランス語が堪能なジャッキーは、同じ時期、フランソワ・トリュフォー監督の「映画に愛をこめて アメリカの夜」(1973)にも出演しています。
 
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 ベルモンド演じるさえない中年の作家が、空想の中で自分とファンの女子大生を自作のヒーローとヒロインに変えるという本作は、ありきたりで、たいして面白くないお話です。
 
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 しかし、そんな事はどうでもいいのです。我々のお目当ては、女子大生と女スパイの2役を演じるジャッキーの美しさだけなのですから。
 
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 1970年代のジャッキーは美しすぎました。
 
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 もう好きで好きでたまりません。色っぽいです、ジャッキー。
 
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 アクションシーンもお手のものw
 
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 ジャッキーのシネアルバムを当時持っておりました。喪失したのが誠に残念です。そのうちヤフーオークションでまた買い直しましょうっと。
 
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 ヤフーブログでは写真の掲載容量が増えましたので、まだまだ続きますよ。
 今回はジャッキーの美しささえご理解いただければ、それでいいや♪
 
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 ジャッキーの瞳に吸い込まれそうです。
 
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 こんなに美しくて良いのでしょうか? 良いのです!
 
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 残念なのは、本作がソフト化されていないことです。こんな駄作であっても、ジャッキーの最高の美しさを鑑賞する価値があるのですから、その為にDVDを発売して欲しいです。
 
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 この映画、中学生の時に観たっきりです。また観たいです、いちばん美しかった時のジャッキーを。
 
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 もの静かで、優雅で、それでいて内側に情熱を秘めていて・・・日本で言えば仲間由紀恵さんタイプの女優さんですね、ジャッキーは。
 
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 ハァ、ハァ、もうたまりません。
 大好きです、ジャクリーン・ビセット

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