お彼岸ですね。お墓参りに行きましょうか。
テレ東京の大江麻理子アナに続き、今度は女優の仲間由紀恵さんが結婚。ガッカリ。おじさんは悲しいわぁ(苦笑)。
小栗旬さん主演の映画「ルパン三世」が、けっこうヒットしているとか? まったく、世の中、もの好きな人が多いでんなぁ。
さて、前回に引き続き、魅惑の映画音楽をご紹介する第2弾です。中身的には王道の名曲ばかりで、当たり前すぎて面白くないかもしれませんけど、それでもいいものはいいので、ぜひお聴きくださいね。ヨロシクです♪
☆ 「ひまわり」(1970)のテーマ曲
戦争で引き裂かれた夫婦の悲劇を描いた本作のテーマ曲を作曲したのは、ヘンリー・マンシーニ。美しすぎる名曲です。
主人公の夫婦を演じたマルチェロ・マストロヤンニとソフィア・ローレンは、同じヴィットリオ・デ・シーカ監督の「昨日・今日・明日」(1963)でも夫婦を演じていました。こちらもいい映画ですから、ぜひご覧になってください。
それにしても、この頃のソフィア・ローレンって、米倉涼子さんにそっくりでしたね。
☆ 「避暑地の出来事」(1959)のテーマ曲「夏の日の恋」
この作品を、私は観ておりません。
しかし、マックス・スタイナーが作曲し、パーシー・フェイスがカバーした本作のテーマ曲「夏の日の恋」は、よく耳にしますし、大好きです。これも美しすぎますよね。
☆ 「夜霧のしのび逢い」(1963)のテーマ曲
ほんらい映画(本作も私は未見です)とは関係ない曲らしいのですけど、日本ではクロード・チアリさんのギター演奏ですっかりお馴染みの名曲です。
チアリさん・・・昔はテレビ番組によくご出演なさっていましたけど、最近はあまりお姿を拝見しません。お元気でしょうか?
☆ 「ティファニーで朝食を」(1961)のテーマ曲「ムーン・リバー」
トルーマン・カポーティの原作小説を、《世界の妖精》オードリー・ヘプバーン主演で映画化した作品で、音楽担当は「ひまわり」と同じヘンリー・マンシーニでした。
劇中、オードリーがギターを弾きながら「ムーン・リバー」を歌うシーンは素敵ですよね。
ヘンリー・マンシーニの作品では「刑事コロンボ」のテーマ曲も有名です。
また、オードリーの出演作では、「サウンド・オブ・ミュージック」(1965)の記事でいちど言及した、「マイ・フェア・レディ」(1964)の音楽も忘れられません。
「スペインの雨」や「君住む街角で」などの名曲が続く中で、やっぱり一番いいのは「踊り明かそう」(I Could Have Danced All Night)ですね。
実際に歌っているのはマニー・ニクソンという人ですけど(最近オードリー自身が歌ったバージョンもDVDに収録された)、聴くと心がウキウキしちゃう名曲です。
☆ 「白い恋人たち」(1968)のテーマ曲
1968年グルノーブル冬季オリンピックの記録映画です。
この作品も私は観ていないのですけど、前回ご紹介した「男と女」(1966)や「ある愛の詩」(1970)のテーマ曲を作曲したフランシス・レイによるこの曲は、これまた美しすぎますわな。
☆ 「野生のエルザ」(1966)のテーマ曲「ボーン・フリー」
親とはぐれた仔ライオンとの生活を描いた実話の映画化です。
音楽担当は、007シリーズや、私がことのほか愛する映画「ある日どこかで」(1980)のジョン・バリー。優しくて、繊細で、それでいて雄大な、ホントいい曲です。
☆ 「八十二日間世界一周」(1956)のテーマ曲
ジュール・ヴェルヌの小説の映画化。
ヴィクター・ヤングによるこの作品のテーマ曲を聴くたびに、子供のころ日曜日の朝に放送していたテレビ番組「兼高かおる世界の旅」を思い出すのは、私だけでしょうか?
☆ 「ショウほど素敵な商売はない」(1954)のテーマ曲
ボードビリアン(日本で言えば寄席芸人)の一家を主人公にしたミュージカル映画です。
「ショウほど素敵な商売はない」という曲は、もともと1950年に映画化もされた「アニーよ銃をとれ」というミュージカルの中の1曲でした。
聴く者に元気を与えてくれる名曲で、私は大好きです。
この作品は本来《ブロードウェイの女王》の異名を持つエセル・マーマン演じる肝っ玉かあさんの物語だったはずなのですけれど、
後に世界のスーパースターとなるマリリン・モンローがわき役で出ていたため、今ではモンローの出演作としてしか語られなくなってしまいました。
そのモンローですけど、やっぱり魅力的ですよね。
ファラ・フォーセットの記事に書きました通り、アメリカでセックス・シンボルとなる女優さんは、本当に肉感的な人ではなく、どちらかと言えば小柄で可愛い人なんですよね。モンローがまさにそうでした。
それからモンローの歌声・・・これががまたいいのよ。モンローは歌心を持った女優さんでした。
そんなモンローの最高傑作はビリー・ワイルダー監督の「お熱いのがお好き」(1959)です。
本作が白黒映画だと知ったモンローは、たちまち機嫌を悪くし、それと共に薬やアルコールの依存症もあって撮影中はトラブルの連続だったらしいですけど、この作品以上にモンローの魅力をうまく引き出している映画は他に無いと思います。
特に列車の中でモンローがウクレレを弾きながら「Running Wild」を歌うシーン・・・小さなお人形さんみたいに可愛くて・・・もう素晴らしすぎます。
そして、舞台上でモンローが歌う「I Wanna Be Loved by You」。
最高です。ププッピ・ドゥ♡
モンローのあどけない笑顔。
機嫌悪そうにしている時の横顔。
本当に可愛らしい女性でした。
絵になる女優さん。
大好きです、マリリン・モンロー。