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魅惑の映画音楽その1

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 今日は大きな地震があったのですよ・・・お昼過ぎに・・・突然グラグラっと・・・群馬は震度5弱でしたっけ?・・・けっこう長く揺れていました・・・おっかないなぁ、もう・・・
 
 テレ東「ワールドビジネスサテライト」の大江麻理子アナウンサーが結婚するんですって? がっかり(涙)。ファンだったのにぃ・・・
 
 さて、前回のジェームズ・ディーンの記事の中で映画「エデンの東」(1955)を取り上げ、そのテーマ曲は歴代映画音楽の中でトップクラスの美しさだと申しましたけど、素晴らしい映画音楽は他にもまだたくさんあるんですよ。
 すでにご紹介した作品といたしましては、
 ジョン・バリー作曲の「ある日どこかで」(1980)のテーマ曲。
 ショパンのノクターン(夜想曲)をカーメン・キャバレロがアレンジした「愛情物語」(1956)のテーマ曲「トゥ・ラブ・アゲイン」。
 当ブログの記事「タワーリング・インフェルノ」と「戦場にかける橋」でご紹介した「慕情」(1955)のテーマ曲。
 「スター・ウォーズ」(1977)などでお馴染みのジョン・ウィリアムズが作曲した「おしゃれ泥棒」(1966)のテーマ曲・・・があります。
 個人的には「青い体験」(1973)のテーマ曲も、聴くと下半身が条件反射的にむっくりと硬直してきて、好きだなぁ・・・あはは(汗)・・・
 
 ということで、今回から2回に分けて、映画そのものはたいした事がないのですけど、そのテーマ曲が素晴らしすぎる作品をご紹介いたします。
 中身的には、巷に溢れる名作映画音楽のラインナップと同じようになり、皆さんよくご存知の作品ばかりでつまらないかもしれませんけど、このブログは私の大好きなものをすべてご紹介するのが趣旨ですので、そこんところはご容赦くださいね。
 
 
 ☆ 「いそしぎ」(1965)のテーマ曲「シャドウ・オブ・ユア・スマイル」
 
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 前回の記事でご紹介した「ジャイアンツ」(1956)に出演したエリザベス・テイラーがシングルマザーの画家に扮し、リチャード・バートン演じる息子が通う学校の校長と不倫するお話です。
 作品としては駄作でした。ただ「いそしぎ」という題名、その日本語の響きがいいですよね。いそしぎ・・・漢字で書くと磯鴫となり面白味が消滅しますけど、ひらがなで「いそしぎ」と書くと何だか不思議なムードが醸し出されます。
 エリザベス・テイラーとリチャード・バートンは私生活上もくっついたり別れたりを繰り返しました。
 
 
 ☆ 「南太平洋」(1949)のテーマ曲「魅惑の宵」
 
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 この映画は、子供のころ両親と一緒にテレビで観たはずなのですけど、内容はまったく記憶にありません。
 でも、「サウンド・オブ・ミュージック」(1959)などを作ったリチャード・ロジャースとオスカー・ハマースタイン2世のコンビによる音楽は、美しすぎますわな。
 
 
 ☆ 「黒いオルフェ」(1959)のテーマ曲「カーニバルの朝」
 
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 ブラジルはリオのカーニバルを舞台にした映画。あまり面白くなかった記憶しかありません。でも、ルイス・ボンファの音楽は素敵でした。
 村上龍さんの小説「限りなく透明に近いブルー」の乱交パーティのシーンに「音楽はルイス・ボンファのゆったりとしたサンバ」という一文がありましたけど、それってこの曲のことでしょうか? 
 
 
 ☆ 「ロミオとジュリエット」(1968)のテーマ曲
 
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 当ブログの記事「遠藤周作の怪奇小説集」で一度ご紹介したオリビア・ハッセー主演の映画。ハッセーはこの作品のジュリエット役で世界的なアイドルとなり、私が中学生の頃は日本でも大人気でした。
 その後、ハッセーは1980年に角川映画「復活の日」に出演し、歌手の布施明さんと結婚します(後に離婚)。
 杏里さんが歌った名曲「オリビアを聴きながら」(作詞作曲・尾崎亜美)のオリビアとは、歌手のオリビア・ニュートン=ジョンのことでしょうけど、私にとってオリビアといえばオリビア・ハッセーしかおりませんです。
 
 
 ☆ 「シェルブールの雨傘」のテーマ曲
 
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 セリフがすべて歌という、考えようによっちゃアホみたいな映画。ただし内容は深刻なものでしたけど。
 当ブログの記事「フレンチ・コネクション」と「ルイス・ブニュエル」でご紹介した通り、主演のカトリーヌ・ドヌーヴが、私は大好きです。
 
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 本作では単なるカワイ子ちゃんでしたけど、その後《魔性の女》に変貌します。
 
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 色っぽいですう、カトリーヌ様。あなたと一緒なら破滅してもいい(苦笑)。
 
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 ☆ 「世界残酷物語」(1962)のテーマ曲「モア」
 
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 昔は今のようにインターネットがありませんし、テレビもまだまだ未成熟でしたので、世界の果てまで行って、そこに住む人々の生活や珍しい風俗などを取材してくるのは、専ら映画の役割でした。
 そんな時代に、《やらせ》を使った怪しげなドキュメンタリー映画を作っていたのが、本作のヤコペッティ監督です。
 この「世界残酷物語」は、その物珍しさから世界中で大ヒットし、続編(1963)も作られました。私なんぞは続編に登場した、お金を払えば若い女の子とキスが出来るコーナーに並ぶ入れ歯のおじいちゃんが忘れられません。
 ヤコペッティ監督は、その後「ヤコペッティの大残酷」(1975)なるドキュメンタリーじゃない普通の映画を作り(最近ようやくDVD化されました)、これは私が中学生の時に公開されました。相当ぶっ飛んだ作品でしたけど、ミシェル・ミラーという女優さんが演じるクネゴンダ姫がエッチで可愛くて、私はけっこう好きでした。
 
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 ミシェル・ミラーさんは、私が20代のころ活躍したAV女優・沙羅樹さんにちょいと雰囲気が似ていましたね。え? そんな人だれも知らないって? うるうる。
 
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 ☆ 「ある愛の詩」(1970)のテーマ曲
 
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 「愛とは決して後悔しないこと」
 というラストのセリフがきまったライアン・オニールとアリ・マッグロー主演の純愛映画です。テレビ放映時には二人の声を三浦友和さんと山口百恵さんが吹き替えていました。
 また、アリ・マッグローは後に「ゲッタウェイ」(1972)で共演したスティーブ・マックイーンと結婚します。
 
 
 ☆ 「男と女」(1966)のテーマ曲
 
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 「ダバダバダ」という男女のスキャットが印象的なフランシス・レイ作曲のテーマ曲が有名です。
 カーレーサー役のジャン=ルイ・トランティニャンとアヌーク・エーメが中年男女の恋を演じます。
 劇中、トランティニャンがフォードGT40を運転していましたね。カッコ良かった。
 
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 それから、アヌーク・エーメ・・・私は彼女の大ファンです。当ブログの記事「気になる女性たち3(昔のいい女篇)」でご紹介した阿川泰子さんに似た感じのクール・ビューティです。
 
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 ただし、「男と女」の時は、残念ながらちょっくら老けておりましたね。老けると険しい顔立ちになるんですよね、彼女は。
 アヌークが最も輝いていたのは、まずはジェラール・フィリップが画家モディリアーニを演じた「モンパルナスの灯」(1958)。
 
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 アヌークはモディリアーニが病死した2日後に自殺した内縁の妻ジャンヌ・エビュテルヌを演じました。
 
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 そして、フェデリコ・フェリーニ監督の「甘い生活」(1960)での金持ちの有閑マダム役。
 
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 独特の気品とけだるい雰囲気が最高でした。
 
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 横からの眺めは、まるでピカソの絵みたいな美しいラインです。
 
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 サングラス姿もバッチリ決まっています。
 
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 大好きですう、アヌーク!
 
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