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Channel: 行政書士ふじまるの趣味のページ
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時代劇が大好き

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 またまた困った人が現れましたね。兵庫県の野々村竜太郎県議。ふなっしー並みのハイテンションな号泣会見で地方の一議員が世界中に衝撃を与えました。
 それにしても今年は、佐村河内さん、小保方さん、そしてこの野々村さんと、日本は強烈キャラ祭りですね。
 
 安倍内閣が集団的自衛権の行使容認を閣議決定いたしました。
 別に閣議決定しても、それだけでは政府も自衛隊も何も出来ないのに、さっそく「日本は軍国主義に逆戻りする」だの「平和が侵される」だのと言って反対運動を始める人がおりますけど(何と焼身自殺を図った奴までいる)、これから中国や北朝鮮がどう出てくるか分かりませんよ。いざ侵略されてから対応策を考えても、もはや遅いのですからね。
 日本を防衛し、国民の生命・財産を守るためには、自衛隊が有効に機能するようにしておかなければなりませんし、アメリカを初めとする西側諸国と歩調を合わせて行動できるようにしておかなければなりません。
 本来は憲法を改正して自衛隊を国軍に昇格させる必要があるのですけど、すぐにそれは無理ですので、今回はまず手始めに憲法解釈の見直しをおこなったというわけです。最終目標は憲法改正です。早く日本を真の独立国家に変えなければなりません。そうしないと、竹島を韓国に奪われたように、日本は次々と領土を失ってゆくでしょう。中国とか朝鮮とかロシアとか、日本の周辺にはロクなのがおりませんからね。
 
 さて、以前、勝新太郎さんの座頭市の記事に書きました通り、私は時代劇が大好きです。時代劇なら、NHK大河ドラマのような重厚な歴史ドラマでも、必殺シリーズのような単純明快な活劇でも、みんな好きです。昔はテレビで時代劇をたくさん放送していたのに、最近はほとんど見かけなくなってしまいました。寂しい限りです。時代劇は面白いんですけどねぇ・・・
 
 そこで今回は、私の大好きな昔懐かしい時代劇を、いくつかご紹介したいと思います。まずは座頭市の記事の復習になりますけど、「素浪人花山大吉」から。
 
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 「素浪人月影兵庫」に続き近衛十四郎さんと焼津の半次役の品川隆二さんの名コンビによる傑作時代劇です。子供のころ毎週楽しみにしておりました。
 最近、こちら群馬テレビで「花山大吉」を再放送しておりましたので喜んで観ていましたら、途中で打ち切られてしまいました。群馬テレビは、せっかく放送していた「探偵ナイトスクープ」や「たかじん夢いっぱい」の放送も途中で止めたし、何を考えているんだ、この間抜けめが!
 
 遠山の金さんは色んな人が演じていますが、私的には中村梅之助さんしかおりません。梅之助さんの金さん、最高でした。梅之助さんは後に、歴代NHK大河ドラマの中で私が最も愛する作品「花神」で、主人公の大村益次郎を演じます。
 
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 子供番組では「仮面の忍者赤影」が忘れませんね。時代劇というよりSFのような内容でしたけど、当ブログの記事「大好きなアニメソングその1」でご紹介した「花のピュンピュン丸」同様、そのあまりにもぶっ飛んだ内容を愛しております。
 
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 伊吹吾郎さん主演の「無用ノ介」(原作者は「ゴルゴ13」のさいとう・たかを氏)というドラマも子供の頃よく観ていました。無用ノ介の赤鞘が妙にカッコ良かったです。
 
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 中村敦夫さん主演の「木枯らし紋次郎」は衝撃的でしたね。時代劇のアメリカン・ニューシネマといった新しさを感じました。
「あっしには関わりのねえことでござんす」
 というセリフにシビれましたし、リアリティを重視した殺陣に目を奪われましたし、上條恒彦さんが歌った主題歌「だれかが風の中で」(作詞・和田夏十、作曲・小室等)も良かった。永遠の名作ですね、これは。
 
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 高橋英樹さんといえば言わずと知れた時代劇の大スターで、数々のNHK大河ドラマや「桃太郎侍」、「三匹が斬る!」などの代表作がありますけど、私が最も愛する作品は「ぶらり信兵衛 道場やぶり」です。
 
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 高橋さん演じる長屋に住む子持ちの男やもめ信兵衛さんは、本当は剣の達人ながら、普段は飄々として長屋の連中とその日暮らしを楽しんでいる御仁。しかし、何かトラブルが発生して、どうしてもお金が必要になると、得意の剣の腕で道場破りをしてお金を稼いでくる、という内容でした。
 このドラマの主題歌(作詞・不詳、作曲・渡辺岳夫)を、私は今でも時おり口ずさみます。
 
   信兵衛さんの長屋は十六間
   鶴と二人でぶーらぶら
 
 信兵衛さんに密かに恋心を寄せる町娘役で武原英子さんが出演していらっしゃいました。にしきのあきらさんの奥さんだった武原さんは、残念ながら乳がんで早世してしまわれましたけど、清楚で上品なとても素敵な女性でした。
 
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 また、色っぽい芸者役で浜木綿子さんが出演していらっしゃいましたね。ちなみに、これで「はまゆうこ」と読みますからね。「はまきめんこ」ではありませんよ、念のため。俳優の香川照之さんのお母さんです。
 
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 上の写真は萬屋錦之介さん主演のテレビ版「子連れ狼」で、浜さんが木颪の酉蔵(きおろしのとりぞう)というヤクザの女親分を演じた時のものですけど(ちなみに浜さんは若山富三郎さん主演の映画版「子連れ狼 死に風に向かう乳母車」(1972)でも同じ役を演じています)、色気ムンムンですね、この頃の浜さんは。
 浜さん演じる酉蔵が拝一刀にする拷問の名前が「ぷりぷり」ですって(映画版では少し違ってぶりぶり)。可愛くて何か可笑し。
 
 私が子供の頃、ボンカレーのCMでお馴染みだったのが、松山容子さんです。彼女は時代劇の女性スターでした。その松山さん主演の女股旅ものが「旅がらす くれないお仙」です。
 本作は、松山さんもいいのですけど、どちらかと言えば松山さん演じるお仙と一緒に旅をする大信田礼子さんの若いピチピチした魅力に目を奪われた作品でしたね。
 
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 大信田礼子さんはその後、東映の「ずべ公番長シリーズ」などで大活躍します。
 
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 セクシーで素敵だったなぁ、若い頃の大信田礼子さんは。
 
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 で、この「旅がらす くれないお仙」や同じく松山さん主演の「めくらのお市」の原作者が松山容子さんの夫である棚下照生氏。その棚下さん原作で、珍しく松山さん主演じゃないドラマが、「女殺し屋 花笠お竜」です。このドラマが私は大好きでした。
 
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 久保菜穂子さん演じる女渡世人お竜は赤い三味線を持っていて、その三味線が仕込み刀になっている。それで敵と戦う前に三味線の弦を1本1本バチで切ってゆき(その度にビン!と音がする)
「三度鳴ったら斬るよ!」
 と言って3本目の弦を切り、目にも止まらぬ早業で刀を抜くや、座頭市のように敵を斬るのがお約束でした。
 
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 このドラマで「旅がらす くれないお仙」の大信田礼子さんに相当する役を演じていたのが、カルーセル麻紀さんです。日本のニューハーフの元祖みたいな人ですね。当時はとてもお美しかったです。
 
 大好きなドラマだったのですけど、主演の久保菜穂子さんにイマイチ色気が足りなかったせいか、もうひとつ人気が出ず、その後ソフト化もされていないのではないでしょうか? でも、好きでした、花笠お竜。
 
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 新選組を題材にしたドラマは数多いですけど、その中で私がいちばん好きだったのが、1977年にTBSが放送した「新選組始末記」。平幹二朗さんが近藤勇を、古谷一行さんが土方歳三を、草刈正雄さんが沖田総司を演じました。草刈さんは、この時期、映画でも沖田総司を演じていましたね。
 
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 この年のNHK大河ドラマは「花神」でしたので、NHKが明治維新を薩長側から描くのなら、おれたちは幕府側からだという民放の対抗意識が感じられたドラマでした。
 
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 池田屋事件の回には興奮したのですけど、いま改めて観るとなぜか昼間の設定なんですよね。池田屋の変は祇園祭の夜に決まってるだろうが。変なの。あはは。
 
 さて、少しは新しめのドラマも。それでも1990年代の作品ですけど(私にはこれでも新しい)。
 
 まずは杉良太郎さん主演の「喧嘩屋右近」。
 杉さんはたくさんの時代劇に出演なさっていますけど、これが私はいちばん好きです。萬田久子さん演じる女房との掛け合いが楽しくて。
 
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 本作にはニューハーフの矢木沢まりさんが出演していました(「女殺し屋 花笠お竜」にはカルーセル麻紀さんが出ていましたし、時代劇とオカマは相性がいいのでしょうか?)。
 矢木沢まりと言っても今の人はご存知ないでしょうけど、当時は美人ニューハーフとして、現在のはるな愛さんみたいに、テレビや映画で大活躍だったんですよ。でも、いつしか消えてしまいましたね。今どうしているんでしょうか? ただのオヤジと化しているのでしょうか?
 
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 美人ニューハーフといえば、映画「蔵の中」(1981)に出演した松原留美子さんという方もいらっしゃいましたけど、この方も見かけませんね。やはりすっかりオヤジ化していらっしゃるのでしょうか?
 
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 松平健さん主演の大人気時代劇「暴れん坊将軍」がインターバル休憩の間、様々な時代劇の別番組が放送されていましたが、その中で三田村邦彦さんと西岡徳馬さんのW主演による「殿さま風来坊隠れ旅」という作品が、私は好きでした。あまり語られる事はありませんけど。
 
 これは、次期将軍候補である紀州大納言・徳川治貞(演じるのは三田村さん)と尾張大納言・徳川宗睦(演じるのは西岡さん)が共に窮屈な殿さま稼業を嫌がり、それぞれ城を抜け出して浪人と商人に化け、自由気ままな旅の道中で出会った悪人どもを退治するというお話でした。
 
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 悪人を退治する段になると、それまでの浪人・商人姿から三つ葉葵の家紋が入った大名服姿に変身し(髪型も変わる)、各々「紀州大納言・徳川治貞」、「尾張大納言・徳川宗睦」と名乗るのですが、それがあまりにもありえなくって、笑っちゃうほど奇想天外で、バカバカしいほど大胆でしたので、私は大好きでした。
 
 それから、このドラマには近ごろ再ブレイクした岡本夏生さんが出ていらっしゃいましたね。
 
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 最後は2000年以降に放送された時代劇で「逃亡者(のがれもの)おりん」。
 青山倫子さんがセクシーで好きでした。
 
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 他にも「水戸黄門」や「大江戸捜査網」や「大岡越前」や「銭形平次」や・・・時代劇はどれも面白いです。また復活していただきたいものです、時代劇に。

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