チリ沖で大きな地震があり、日本にも小型の津波が到達いたしましたけど、何か不気味ですよね。太平洋のプレートが動いているようで。再び東日本大震災みたいな事にならなければ良いのですが・・・
さて、前回、懐かしいビニ本と裏本をご紹介いたしましたところ、これが殊のほか不評でして、訪問者もコメントも激減し、「終わったな、ふじまる・・・」という声さえチラホラ聞こえてくる今日この頃ですが、何のこれしきの事でへこたれていては男が廃るというものです。フン、フン、フーンだ。
《ふじまる死すとも、エロは死せず!》
たとえ世間の顰蹙を買おうとも、かくの如き不退転の決意で、本日もまたエロ話を続けさせていただきます(・・・と偉そうな事をほざいておりますけど、本当はこういう記事が書くのが、いちばん気楽で楽しいのです。むふふ)。
実際、エロというのはバカに出来ないんですよ、奥さん。
今回の話の舞台となっている1980年代前半は家庭用ビデオが普及し始めた時代でもありまして、それと共にアダルトビデオ(AV)や裏ビデオが登場してきたのですけど、当初ビデオの規格にはパナソニックや日立が推すVHSとソニーが推すベータの2種類がありました。ところが、裏ビデオは、なぜかVHSばかりだったんですね。
その結果、裏ビデオが観れないという理由でベータの売り上げは伸びず、結果的に日本のビデオはVHSの独占となってしまったのです。かくいう私も「ソニーの方が画質がいいだろう」と思ってベータを買おうといたしましたところ、友達から「バッカだなぁ。それじゃ裏ビデオが観れないじゃん」と忠告されて止めましたものね。あはは(汗)。
当時は、ビデオデッキを1台買うと裏ビデオをおまけに付けてくれる電気屋さんまであった程でして、社会を動かすエロパワーの強大さを私はまざまざと実感した次第であります。
現在でも、パソコンの扱いが苦手だという人がいれば、その人はエロサイトを観ることを目的にしてパソコンの勉強すればいいんですよ。そうすれば上達が早いですから。
また、文章が上手くなる一番の秘訣は本をたくさん読む事ですけど、何も高尚な文芸書ばかりが本じゃありませんからね。エロ小説でいいんです。エロ小説を100冊も読めば、誰でも文章力がアップするはずです。
実は私も、高校生の頃、親に隠れてこっそりと、今は無きコバルト社発行の「SMマガジン」というエロ小説雑誌を愛読しておりまして、そのお陰で私は写真よりも言葉にエロスを感じるようになってしまいました。作品中の文章やセリフに欲情出来るようになれば・・・あなたも立派な変態、いえ文章家です(苦笑)。
「SMマガジン」なんか懐かしいなぁ・・・「裏窓」とか昔はエロい雑誌がたくさんありましたよね・・・
今のエロ本には興味がありませんけど、高校生のころ読んでいたエロ本は、また読んでみたいなぁ・・・それとか昭和50年代前半の「週刊プレイボーイ」や「GORO」・・・いま読んでも全然エロくないんでしょうけど・・・そんな事はちっとも構わないから・・・
さっき少し話に出た裏ビデオは、「洗濯屋ケンちゃん」という作品が第1号とされていますけど、その後「ホットライン」や「女教師性日記」、「夫婦愛の賛歌」などの名作が生まれます。
こういうのも、もういちど観てみたいなぁ・・・最近の裏DVDなんか観たくないけどさ・・・
さて、感傷に耽るのはこれくらいにして、前回の続きです。
裏本も、初期の作品は、オバさんのヌードモデルが、ただ単に女性器をアップにして見せるだけのものでしたけど、次第に内容がエスカレートし、それと共にモデルの質も格段に上がって行きました。
そこで、今回は裏本黄金時代を彩ったアイドルスター(?)たちを、一挙にご紹介いたしますね。彼女たちを押さえれば裏本の知識はもう卒業ですよん(え、そんな知識いらないって? うるうる)。
まずは、この人。裏本のマリアちゃんです。
「マリア」という裏本で彼女が私たちの前に登場した時には歓声が上がったものです。よくぞこんなに可愛い娘が裏本に出てくれたと思って。
彼女は「渡瀬ミク」という芸名で表ビデオでも活躍したのですけど、いつの間にか消えてしまいました。ところが、2011年に、何十年かぶりに雑誌でヌードを披露したんですね。それでマスコミが「渡瀬ミク、熟女DVDで復活か?」と騒いだのですが、けっきょく復活は無かったみたいです。ま、私は興味がありませんけど・・・
次は「半分少女」の女の子。
ちなみに「半分少女」というのは、当時の小泉今日子さんのヒット曲です。
彼女も「なぜこんなに可愛い娘が裏本に?」と私たちを驚かせた一人です。いかにも清純な美少女というイメージでしたからね。
しかし、裏本では大人気だった彼女も、「青木さやか」という芸名で(お笑いの人じゃありませんよ、念のため)表ビデオに進出するといまいちパッとせず、早々と消えてしまいましたね。
山本順子さん。
1980年代前半はテレビ番組「オールナイトフジ」が仕掛けた《女子大生ブーム》の時代だったんですけど、彼女はそんな女子大生の一人にでもいそうなナチュラルな魅力のモデルさんでした。
たしか彼女は裏作品のみでの活躍で、表ビデオには進出しなかったんですよね。もったいない。
この人も裏作品のみでの活躍でした。早瀬沙樹さん。
今で言う癒し系の美女でした。今井美樹さんといったタイプでしょうか。
続いては沖田真子ちゃん。
美人で人気のモデルさんでした。彼女が出演した裏ビデオ「朝まで待てない」も名作です。
彼女は「朝倉まゆみ」という芸名でメジャーデビューするはずだったのですが、なぜかそのまま消えてしまったんですよね。何があったのでしょうか?
井上可菜さん。
スレンダーな和風美女です。
彼女は裏本、裏ビデオの他に、表ビデオやポルノ映画、さらにはストリップでも活躍したビッグネームでした。
竹下ゆかりさん。
彼女もまたビッグネームでしたねぇ。愛くるしい笑顔がステキでした。現在離婚騒動中の中山美穂ちゃん初主演ドラマ「毎度おさわがせします」にもゲスト出演していました。
生田美鈴さん。
にしきのあきらさんの奥さんで、テレビドラマ「太陽にほえろ!」ではゴリさんの恋人を演じた武原英子さん(残念ながら乳がんで早世)を連想させる上品な感じのモデルさんです。
彼女も裏作品のみでの活躍でした。
では、ここからはメジャーな活躍をしたモデルさんです。
まずは速水舞さん。
巨乳タレントのはしりですね。日活ロマンポルノに出演したり、テレビの深夜番組に出たりと、当時は大活躍でした。
そして、ラストはこの人。我らが滝川真子ちゃん。
一言でいうと《可愛い女》という感じの女性でした。天真爛漫でエッチ・・・パッパラパーな感じの女の子って可愛いじゃないですか? 何でも言うこと聞いてくれそうで。そんなイメージです。
当時、滝川真子さんは、速水舞さん以上に日活ロマンポルノやテレビの深夜番組で大活躍していました。確か美保純さんのライバル的存在ではなかったでしょうか? レコードデビューもしましたね。
特に「TV海賊チャンネル」の《ティッシュタイム》コーナー・・・いったい何人の男がお世話になったことでしょう?・・・え、私ですか?・・・私はですねぇ・・・ご想像にお任せしたところで、次回に続きます。あはは・・・